演算子 aps、bps(s=1,2、p∈R3)が正準反交換関係
{apr,aqs†}={bpr,bqs†}=(2π)3δ3(p−q)δrsを満たし、ほかの反交換子({a,a}、{a,b}、{a,b†} など)はすべて 0 であるとします。真空 ∣0⟩ を aps∣0⟩=bps∣0⟩=0、⟨0∣0⟩=1 で定め、これに生成演算子を作用させて得られる状態の張る空間(の完備化)をフォック空間とします。ディラック場の演算子を
ψ(x)=∫(2π)3d3p2ωp1s∑(apsus(p)e−ip⋅x+bps†vs(p)eip⋅x),p0=ωpで定めます。フェルミ演算子の積の正規順序 : ⋅ : は、生成演算子を左に並べ、並べ替えに用いた入れ替えの回数だけ符号 (−1) を掛ける操作です(例: :bb†:=−b†b)。