関手 K:C→D、F:C→E について、
- 関手 L:D→E と自然変換 η:F⇒LK の組が F の K に沿った左 Kan 拡張であるとは、任意の関手 G:D→E について、写像
Nat(L,G)→Nat(F,GK),σ↦σK∘ηが全単射であることをいう。すなわち (L,η) は F から関手 K∗ への普遍射(定義 4.5[米田の補題と表現可能関手])である。L を LanKF と書く。
2. 双対的に、組 (R,ε:RK⇒F) で、任意の G について Nat(G,R)→Nat(GK,F)、σ↦ε∘σK が全単射であるものを右 Kan 拡張といい、R を RanKF と書く。
3. d∈D について、コンマ圏 (K↓d)(対象は組 (c,u:Kc→d)、射 (c,u)→(c′,u′) は u′∘K(f)=u を満たす f:c→c′)と射影 Pd:(K↓d)→C を考える。左 Kan 拡張 (L,η) が各点左 Kan 拡張であるとは、各 d で、余錐 (L(u)∘ηc)(c,u):FPd⇒ΔL(d) が FPd の余極限であることをいう。各点右 Kan 拡張は、(d↓K) 上の極限を使って双対的に定める。