Claude Code の中身
コーディングエージェント Claude Code の仕組みを、公開されている一次資料(Claude Code の公式ドキュメント https://code.claude.com/docs 、Claude API の公式ドキュメント https://platform.claude.com/docs 、
想定読者: 大学生(理系)・社会人エンジニア、コーディングエージェントを使っていて、その仕組みを公開資料に基づいて理解し、自分でも同じループを組めるようになりたい人
前提テーマ:LLM アーキテクチャ、ソフトウェア開発、ソフトウェア設計とテスト
目次
- 第 1 章エージェントループ:モデル呼び出しとツール使用の反復無料コーディングエージェント Claude Code の中心にある「モデルを呼ぶ → ツールを実行する → 結果を返す」の反復を、公開ドキュメントの記述から状態遷移の模型として定式化し、メッセージ列の不変条件、ターン上限による停止、入力トークンの 2 次の増加、予算の超過幅を証明する。
- 第 2 章ツールと権限:許可規則・権限モード・サンドボックス無料Claude Code がツール呼び出しを実行する前に通す関門を、公開ドキュメントの規則(deny → ask → allow の評価順、複合コマンドの分割、権限モード、フック、OS のサンドボックス)から模型として定式化し、判定が規則の順序や細かさに依らないこと、deny の単調性、サンドボックスが独立の層であることを証明する。
- 第 3 章コンテキストウィンドウとプロンプトキャッシュ:前方一致とコストの式無料要求ごとに文脈全体を送り直すエージェントの入力コストを、プロンプトキャッシュの公開仕様(前方一致・書き込みと読み取りの倍率・有効期間)から模型として定式化し、位置 j の変更が j 以降を無効にすること、k ターンの合計コストの閉じた式、損益分岐、有効期間とモデル切り替えのコストを証明する。
- 第 4 章文脈を保つ・減らす・分ける:要約による圧縮、CLAUDE.md とメモリ、サブエージェント無料Claude Code がコンテキストウィンドウという有限の資源をどう扱うかを、公式ドキュメントの記述を模型にして調べる。圧縮での文脈長の上界、要約が情報を失うこと、指示ファイルの連結順、サブエージェントによる文脈の分離を証明つきで示す。
- 第 5 章拡張の仕組み:MCP・フック・スキル・プラグイン・Agent SDK無料Claude Code の拡張点を、エージェントループのどこに作用するかで分類する。MCP の JSON-RPC メッセージと版の取り決め、フックの終了コードと決定の合成、スキルと遅延読み込みの文脈コスト、設定の優先順位を、公式の仕様を模型にして証明つきで調べる。
- 第 6 章安全性:プロンプトインジェクションと信頼境界無料コーディングエージェントの安全性を、防御する側の設計として整理する。実行される行為が権限の判定で囲われること、入力の検査だけでは足りないこと、情報が外へ出る経路が 3 つの条件で決まること、多層防御の確率の計算を、公式資料の記述を模型にして証明つきで示す。
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