物理学 › 場の量子論 › ゲージ理論と自発的対称性の破れ
ヒッグス機構(アーベリアン・ヒッグス模型)
定理 6.1(「ゲージ理論と自発的対称性の破れ」§6) ・ ✓公理まで証明済み
q=0、μ2>0、λ>0 とし、複素スカラー場 ϕ とゲージ場 Aμ の理論
L=−41FμνFμν+(Dμϕ)∗(Dμϕ)−V(ϕ),V(ϕ)=−μ2ϕ∗ϕ+λ(ϕ∗ϕ)2を考える(Dμ=∂μ−iqAμ)。v≡μ/λ とおく。このとき次が成り立つ。
- V の最小点の集合は円 ∣ϕ∣=v/2 であり、局所 U(1) 対称性は完全に破れる(H={1})。
- ϕ(x)=0 なる任意の場の配位は、ゲージ変換によって ϕ=(v+h(x))/2(h は実場)の形に移せる(ユニタリーゲージ)。このゲージで、ゲージ場を Bμ と書くと
L=−41Fμν[B]Fμν[B]+21mA2BμBμ+21∂μh∂μh−21mh2h2+Lint+const.となる。ここで
mA=∣q∣v,mh=2λv=2μ,Lint=q2vhBμBμ+2q2h2BμBμ−λvh3−4λh4.
- 物理的自由度の総数は破れの前後で変わらない。破れる前は質量ゼロのゲージ場 2 と複素スカラー 2 で計 4、破れた後は質量をもつベクトル場 3 と実スカラー 1 で計 4 である。
- 物理的スペクトルに質量ゼロのスカラー粒子は現れない。
本文で読む(証明と前後の説明)→
閉包の状態
✓ 公理まで証明済み
証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 1 件、定義なども含めて 2 件)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)
▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。
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