数学 › 未解決問題と大定理 › ポアンカレ予想 III
手術つき Ricci flow の存在(Perelman)
を向き付けられた閉 次元 Riemann 多様体とする。手術のパラメータ(時刻について非増加な正の関数 、)を適切に選ぶと、 から出発する手術つき Ricci flow がすべての時刻 で定義され、次を満たす。
- (位相)各 について、 は、 に互いに交わらない有限個の埋め込まれた 次元球面に沿った位相的な手術(定義 3.1)を施し、その結果の成分のうち、球面空間形、、 のいずれかに微分同相なものをいくつか捨てたものに、向きを保って微分同相である。
- (幾何)各有限区間 の上で、流れは Hamilton–Ivey の pinching 評価、ある についての非崩壊、パラメータ の標準近傍の性質を満たす。
- (スカラー曲率)時刻 の多様体の上のスカラー曲率の最小値 は、手術の時刻をまたいでも、第 4 章の 系 5.2[ポアンカレ予想 I] (1)(3) の評価を満たす。
閉包の状態
※ 主張のみ
証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
前提をたどる 証明が使う定理・定義
主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。
これを使っている定理 証明で参照している 2 件
- 消滅する流れの初期多様体はクラス 𝒮 に属する△補題 5.4・ポアンカレ予想 III
- 手術つき Ricci flow の存在と有限時間消滅からポアンカレ予想が従う△定理 5.5・ポアンカレ予想 III