数学 › 未解決問題と大定理 › ポアンカレ予想 III

手術つき Ricci flow の存在(Perelman)

定理 2.4(「ポアンカレ予想 III」§2) ・ ※主張のみ

(M,g0)(M,g_0) を向き付けられた閉 33 次元 Riemann 多様体とする。手術のパラメータ(時刻について非増加な正の関数 r(t)r(t)、δ(t)\delta(t))を適切に選ぶと、(M,g0)(M,g_0) から出発する手術つき Ricci flow がすべての時刻 t∈[0,∞)t\in[0,\infty) で定義され、次を満たす。

  1. (位相)各 k≥1k\ge1 について、MkM_k は、Mk−1M_{k-1} に互いに交わらない有限個の埋め込まれた 22 次元球面に沿った位相的な手術(定義 3.1)を施し、その結果の成分のうち、球面空間形、S2×S1S^2\times S^1、RP3#RP3\mathbb{R}P^3\#\mathbb{R}P^3 のいずれかに微分同相なものをいくつか捨てたものに、向きを保って微分同相である。
  2. (幾何)各有限区間 [0,t][0,t] の上で、流れは Hamilton–Ivey の pinching 評価、ある κ(t)>0\kappa(t)\gt0 についての非崩壊、パラメータ r(t)r(t) の標準近傍の性質を満たす。
  3. (スカラー曲率)時刻 tt の多様体の上のスカラー曲率の最小値 Rmin⁡(t)R_{\min}(t) は、手術の時刻をまたいでも、第 4 章の 系 5.2[ポアンカレ予想 I] (1)(3) の評価を満たす。

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閉包の状態

※ 主張のみ

証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件