数学 › 未解決問題と大定理 › フェルマーの最終定理 I

Frey 型の曲線の極小モデル

命題 4.13(「フェルマーの最終定理 I」§4) ・ ✓公理まで証明済み

A,BA, B を整数とし、AA、BB、C=A+BC = A + B は 00 でなく対ごとに互いに素、A≡3(mod4)A \equiv 3 \pmod 4、16∣B16 \mid B とする。E:y2=x(x−A)(x+B)E : y^2 = x(x - A)(x + B) について次が成り立つ。

  1. 変換 x=4Xx = 4X、y=8Y+4Xy = 8Y + 4X により、EE は整数係数の方程式 Y2+XY=X3+B−A−14X2−AB16XY^2 + XY = X^3 + \frac{B - A - 1}{4}X^2 - \frac{AB}{16}X に移り、その不変量は c4=A2+AB+B2c_4 = A^2 + AB + B^2、Δ=2−8(ABC)2\Delta = 2^{-8}(ABC)^2 である。
  2. EE は半安定で、すべての素数 ℓ\ell について vℓ(Δmin⁡)=vℓ(2−8(ABC)2)v_\ell(\Delta_{\min}) = v_\ell\bigl(2^{-8}(ABC)^2\bigr)。乗法的還元をもつ素数は、ABCABC の奇素因数と、32∣B32 \mid B のときの 22 である。
  3. とくに、素数 p≥5p \ge 5 と、対ごとに互いに素な 00 でない整数 α,β,γ\alpha, \beta, \gamma について A=αpA = \alpha^p、B=βpB = \beta^p、C=γpC = \gamma^p であり β\beta が偶数なら、NE=∏ℓ∣αβγℓN_E = \prod_{\ell \mid \alpha\beta\gamma}\ell で、 vℓ(Δmin⁡)=2p vℓ(αβγ) (ℓ≠2),v2(Δmin⁡)=2p v2(β)−8.v_\ell(\Delta_{\min}) = 2p\,v_\ell(\alpha\beta\gamma) \ (\ell \ne 2), \qquad v_2(\Delta_{\min}) = 2p\,v_2(\beta) - 8 .

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理 証明で参照している 3 件

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