数学 › 未解決問題と大定理 › フェルマーの最終定理 I
Hecke 固有形式・保型的な mod p 表現
定義 6.1(「フェルマーの最終定理 I」§6)
N≥1 とする。f=∑n≥1anqn∈S2(Γ0(N))(定義 5.9[楕円曲線・モジュラー形式と現代数論]、q=e2πiτ)と素数 ℓ∤N に対し
Tℓf=n≥1∑(aℓn+ℓan/ℓ)qn(ℓ∤n のとき an/ℓ=0)とおく。これは 定義 5.9[楕円曲線・モジュラー形式と現代数論] の Hecke 作用素 Tℓ の q 展開での表示で、Tℓf∈S2(Γ0(N)) である(証明は第 8 章)。Tℓf=cf となる c∈C があるとき f を Tℓ の固有形式という。a1=1 なら、q の係数を比べて c=aℓ である。
k を標数 p の有限体、ρˉ:GQ→GL2(k) を mod p 表現とする。ρˉ がレベル N で保型的(重さ 2)であるとは、次のものが存在することをいう。
- f=∑anqn∈S2(Γ0(N)) で a1=1 のもの、
- 代数体 K⊂C、その整数環 OK の p を含む素イデアル λ、環準同型 ι:OK→kˉ で核が λ のもの
で、Np を割らないすべての素数 ℓ について、Tℓf=aℓf、aℓ∈OK、ρˉ は ℓ で不分岐、trρˉ(Frobℓ)=ι(aℓ) が成り立つ。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理 証明で参照している 1 件
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