数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 導来関手と δ 関手
δ 関手
定義 4.1(「導来関手と δ 関手」§4)
A,B をアーベル圏とする。
- (コホモロジー的)δ 関手 T とは、加法関手の族 Tn:A→B(n≥0)と、A の短完全列 E:0→X′→X→X′′→0 ごとに定まる射 δEn:Tn(X′′)→Tn+1(X′)(連結射)の組で、次を満たすものをいう。
- (a) 列 0→T0X′→T0X→T0X′′δE0T1X′→⋯→TnX′′δEnTn+1X′→Tn+1X→⋯ は完全である。
- (b) 短完全列の射 (g′,g,g′′):E→E1 について δE1nTn(g′′)=Tn+1(g′)δEn が成り立つ。
- δ 関手の射 f:T→S とは、自然変換の族 fn:Tn→Sn で、すべての短完全列 E と n について fX′n+1δE,Tn=δE,SnfX′′n を満たすものをいう。
- ホモロジー的 δ 関手 T=(Tn)n≥0 は、連結射 δn:Tn(X′′)→Tn−1(X′)(n≥1)をもち、完全列 ⋯→T1X′′δ1T0X′→T0X→T0X′′→0 と (b) と同様の自然性を満たすものとして定める。射も同様に定める。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理 証明で参照している 2 件
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