数学 › 位相空間論 › 一様空間

一様構造・近縁

定義 2.1(「一様空間」§2)

X×XX\times X の部分集合の族 U\mathcal{U} が XX の一様構造であるとは、次の 4 条件を満たすことをいいます。U\mathcal{U} の元を近縁(entourage)、組 (X,U)(X,\mathcal{U}) を一様空間といいます。

  • (U0) U\mathcal{U} は X×XX\times X 上のフィルターである(定義 5.5[積位相・商位相と Tychonoff の定理]。X×X∈UX\times X\in\mathcal{U}、有限個の近縁の共通部分も近縁、近縁を含む集合も近縁)。
  • (U1) U∈UU\in\mathcal{U} ならば Δ⊆U\Delta\subseteq U。
  • (U2) U∈UU\in\mathcal{U} ならば U−1∈UU^{-1}\in\mathcal{U}。
  • (U3) U∈UU\in\mathcal{U} ならば、V∘V⊆UV\circ V\subseteq U となる V∈UV\in\mathcal{U} が存在する。

U\mathcal{U} の部分族 B\mathcal{B} が基本系であるとは、任意の近縁がある B∈BB\in\mathcal{B} を含むことをいいます。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

関連するノック 1 問