数学 › 位相空間論 › 位相空間の定義と基本概念

距離空間

定義 2.1(「位相空間の定義と基本概念」§2)

集合 XX 上の写像 d ⁣:X×X→Rd\colon X\times X\to\mathbb{R} が次の 3 条件を満たすとき、dd を XX 上の距離といい、組 (X,d)(X,d) を距離空間といいます。

  • (M1) 任意の x,y∈Xx,y\in X に対して、d(x,y)=0d(x,y)=0 であることと x=yx=y であることは同値。
  • (M2) 任意の x,y∈Xx,y\in X に対して d(x,y)=d(y,x)d(x,y)=d(y,x)。
  • (M3) 任意の x,y,z∈Xx,y,z\in X に対して d(x,z)≤d(x,y)+d(y,z)d(x,z)\le d(x,y)+d(y,z)(三角不等式)。

また x∈Xx\in X と実数 r>0r>0 に対して

Bd(x,r)={ y∈X  :  d(x,y)<r }B_d(x,r)=\{\,y\in X \;:\; d(x,y) < r\,\}

を xx を中心とする半径 rr の開球といいます。距離が文脈から明らかなときは B(x,r)B(x,r) と書きます。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件