物理学 › 量子力学 II › 対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退

T2T^2 の符号と UU の対称性

命題 3.4(「対称性・Wigner の定理・時間反転と Kramers 縮退」§3) ・ ✓公理まで証明済み

T=UKT=UK について、T2=U KUKT^2=U\,KUK であり、KUKKUK は行列 Uˉ\bar U をもつ作用素である。したがって

  1. T2T^2 は常にユニタリ(線形)である。
  2. ある数 λ\lambda について T2=λ⋅1T^2=\lambda\cdot1 ならば λ=±1\lambda=\pm1 であり、λ=+1  ⟺  UT=U\lambda=+1\iff U^{\mathsf T}=U、λ=−1  ⟺  UT=−U\lambda=-1\iff U^{\mathsf T}=-U である。
  3. dim⁡H\dim\mathcal{H} が有限で T2=−1T^2=-1 となる反ユニタリ作用素 TT が存在するなら、dim⁡H\dim\mathcal{H} は偶数である。
  4. T↦eiθTT\mapsto e^{i\theta}T としても T2T^2 は変わらない。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 2 件、定義なども含めて 2 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。