数学 › 線形代数学 › スペクトル定理

随伴行列

定義 2.1(「スペクトル定理」§2)

A=(aij)A = (a_{ij}) を m×nm \times n の複素行列とする。AA の随伴行列(転置共役、共役転置)A∗A^{*} を、(i,j)(i,j) 成分が aji‾\overline{a_{ji}} である n×mn \times m 行列と定める。すなわち

A∗=A‾T=AT‾.A^{*} = \overline{A}^{\mathsf{T}} = \overline{A^{\mathsf{T}}}.

AA が実行列のときは A∗=ATA^{*} = A^{\mathsf{T}} である。列ベクトル y∈Cn\boldsymbol{y} \in \mathbb{C}^n は n×1n \times 1 行列とみなし、y∗\boldsymbol{y}^{*} は 1×n1 \times n 行列(行ベクトル)とする。この記法のもとで

⟨x,y⟩=y∗x\langle \boldsymbol{x}, \boldsymbol{y}\rangle = \boldsymbol{y}^{*}\boldsymbol{x}

が成り立つ(右辺の 1×11 \times 1 行列をスカラーと同一視する)。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

関連するノック 1 問