d=3 とする。
(i) u を R3×(a,b) 上の滑らかな解、z0=(x0,t0)、r>0 とし、拡大 u(r)(y,s)=ru(x0+ry,t0+r2s) を考える(外力を r3f(x0+ry,t0+r2s) に替えた同じ粘性の方程式の解である)。B1 を単位球、Q1=B1×(−1,1)、Qr(z0)=Br(x0)×(t0−r2,t0+r2) とすると
∫B1∣u(r)(y,s)∣2dy=r1∫Br(x0)∣u(x,t0+r2s)∣2dx,∬Q1∣∇u(r)∣2=r1∬Qr(z0)∣∇u∣2,∫B1∣u(r)(y,s)∣3dy=∫Br(x0)∣u(x,t0+r2s)∣3dx.したがって、u のエネルギーの上界 E から拡大した解 u(r) について分かるのは ∫B1∣u(r)∣2≤E/r だけで、r→0 で発散する。
(ii) ν>0、f=0 とする。もし定数 ε0>0 があって、条件 (4) を満たし ∥u0∥L2≤ε0 である任意の滑らかな発散なしベクトル場 u0 に対して、(6)(7) を満たす大域解が存在するならば、命題 (A) が成り立つ。L2 ノルムを、N(λu0(λ⋅))=λσN(u0)(σ<0)を満たす任意の量 N に替えても同じである。