数学 › 未解決問題と大定理 › フェルマーの最終定理 I
良い還元・乗法的還元・半安定
定義 4.11(「フェルマーの最終定理 I」§4)
E を Q 上の楕円曲線、ℓ を素数とする。E の方程式から、有理数係数の変数変換 x=u2x′+r、y=u3y′+su2x′+t(u=0)で得られる一般 Weierstrass 方程式
y2+a1xy+a3y=x3+a2x2+a4x+a6で、係数 ai の分母が ℓ で割り切れないものを、E の ℓ 整なモデルという。その c4 と判別式 Δ(定義式は既存の記事の付録)について、
- vℓ(Δ)=0 となる ℓ 整なモデルがあるとき、E は ℓ で良い還元をもつ、
- vℓ(Δ)>0 かつ vℓ(c4)=0 となる ℓ 整なモデルがあるとき、E は ℓ で乗法的還元をもつ
という。このどちらかのモデルの vℓ(Δ) を vℓ(Δmin) と書く。すべての素数で良い還元か乗法的還元をもつとき E は半安定であるといい、乗法的還元をもつ素数の積を E の導手 NE という。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。
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