数学 › 関数解析と作用素論 › スペクトルの分類

点・連続・剰余スペクトル

定義 3.1(「スペクトルの分類」§3)

TT を H\mathcal{H} 上の稠密に定義された閉作用素とする。z∈σ(T)z\in\sigma(T) を次のように分類する。

  • 点スペクトル σp(T)\sigma_{\mathrm{p}}(T): Ker(T−z)≠{0}\mathrm{Ker}(T-z)\neq\{0\}。zz を固有値という。
  • 連続スペクトル σc(T)\sigma_{\mathrm{c}}(T): T−zT-z は単射で Ran(T−z)\mathrm{Ran}(T-z) は稠密だが、Ran(T−z)≠H\mathrm{Ran}(T-z)\neq\mathcal{H}。
  • 剰余スペクトル σr(T)\sigma_{\mathrm{r}}(T): T−zT-z は単射で Ran(T−z)\mathrm{Ran}(T-z) は稠密でない。

TT が閉なので、単射かつ全射なら閉グラフ定理により逆は有界であり、σ(T)=σp(T)⊔σc(T)⊔σr(T)\sigma(T)=\sigma_{\mathrm{p}}(T)\sqcup\sigma_{\mathrm{c}}(T)\sqcup\sigma_{\mathrm{r}}(T) は互いに素な和である。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

関連するノック 1 問