数学 › 代数幾何 I(多様体とスキーム) › 層
位相空間上の前層
定義 2.1(「層」§2)
X を位相空間とし、X の開集合を対象、包含 V⊆U を射 V→U とする圏を Open(X) と書く。関手 F:Open(X)op→Ab を X 上の Abel 群の前層という(集合値の場合は 定義 2.1[米田の補題と表現可能関手] の前層)。すなわち前層は
- 開集合 U ごとの Abel 群 F(U)、
- 包含 V⊆U ごとの準同型 ρVU:F(U)→F(V)(制限写像)
からなり、ρUU=id、W⊆V⊆U について ρWV∘ρVU=ρWU を満たす。F(U) の元を U 上の切断といい、ρVU(s) を s∣V と書く。F(U) を Γ(U,F) とも書き、Γ(X,F) の元を大域切断という。
前層の射 φ:F→G とは自然変換、すなわち準同型の族 φU:F(U)→G(U) で φV(s∣V)=φU(s)∣V を満たすものをいう。Abel 群の前層の圏を PAb(X) と書く。Ab を集合の圏、環の圏に取り替えたものを集合の前層、環の前層という。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。
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