数学 › 位相空間論 › 次元論の入口

小さい帰納的次元・大きい帰納的次元

定義 3.1(「次元論の入口」§3)

位相空間 XX に対し、ind⁡X\operatorname{ind}X と Ind⁡X\operatorname{Ind}X を次のように帰納的に定めます。ただし ∂V\partial V は VV の XX における境界を部分空間として見たものです。

  • ind⁡X=−1\operatorname{ind}X=-1、Ind⁡X=−1\operatorname{Ind}X=-1 であることは、それぞれ X=∅X=\emptyset と同値と定める。
  • n≥0n\ge0 について、ind⁡X≤n\operatorname{ind}X\le n であるとは、任意の点 x∈Xx\in X と xx の任意の開近傍 UU に対し、開集合 VV で x∈V⊆Ux\in V\subseteq U かつ ind⁡∂V≤n−1\operatorname{ind}\partial V\le n-1 となるものが存在することをいう。
  • n≥0n\ge0 について、Ind⁡X≤n\operatorname{Ind}X\le n であるとは、任意の閉集合 FF とそれを含む任意の開集合 UU に対し、開集合 VV で F⊆V⊆UF\subseteq V\subseteq U かつ Ind⁡∂V≤n−1\operatorname{Ind}\partial V\le n-1 となるものが存在することをいう。

ind⁡X≤n\operatorname{ind}X\le n となる最小の nn を ind⁡X\operatorname{ind}X とします(Ind⁡X\operatorname{Ind}X も同様)。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。