物理学 › 場の量子論 › なぜ場の量子論が必要か

ディラック・ハミルトニアンは下に有界でない

定理 4.2(「なぜ場の量子論が必要か」§4) ・ ✓公理まで証明済み

定義 4.1 の条件を満たす N×NN\times N エルミート行列 αi,β\alpha^i,\beta が存在するとする。運動量固有値 p\boldsymbol{p} に対する行列 H(p)=α⋅p+βmH(\boldsymbol{p}) = \boldsymbol{\alpha}\cdot\boldsymbol{p} + \beta m について、次が成り立つ。

  1. tr⁡αi=0\operatorname{tr}\alpha^i = 0(i=1,2,3i=1,2,3)かつ tr⁡β=0\operatorname{tr}\beta = 0。したがって tr⁡H(p)=0\operatorname{tr}H(\boldsymbol{p}) = 0。
  2. H(p)H(\boldsymbol{p}) の固有値は +ωp+\omega_{\boldsymbol p} と −ωp-\omega_{\boldsymbol p} のみで、両者の重複度は等しく N/2N/2 である。特に NN は偶数で、H^\hat H のスペクトルは (−∞,−m]∪[m,∞)(-\infty,-m]\cup[m,\infty) となり下に有界でない。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 0 件、定義なども含めて 1 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。