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実スカラー場の正準量子化

定義 3.1(「スカラー場の正準量子化」§3)

実スカラー場の量子論とは、ヒルベルト空間 H\mathcal{H} と、その上のエルミート演算子(値をとる超関数)の組 ϕ^(t,x), π^(t,x)\hat\phi(t,\boldsymbol x),\ \hat\pi(t,\boldsymbol x) であって、同一時刻で

[ϕ^(t,x),π^(t,y)]=i δ3(x−y),[\hat\phi(t,\boldsymbol x),\hat\pi(t,\boldsymbol y)] = i\,\delta^3(\boldsymbol x-\boldsymbol y),[ϕ^(t,x),ϕ^(t,y)]=[π^(t,x),π^(t,y)]=0[\hat\phi(t,\boldsymbol x),\hat\phi(t,\boldsymbol y)] = [\hat\pi(t,\boldsymbol x),\hat\pi(t,\boldsymbol y)] = 0

を満たし、かつハミルトニアン

H^=∫d3x[12π^2+12(∇ϕ^)2+12m2ϕ^2]\hat H = \int d^3x\left[\frac{1}{2}\hat\pi^2 + \frac{1}{2}(\nabla\hat\phi)^2 + \frac{1}{2}m^2\hat\phi^2\right]

によってハイゼンベルク方程式 ∂tA^=i[H^,A^]\partial_t\hat A = i[\hat H,\hat A] に従って時間発展するもののことです。これらを等時刻正準交換関係と呼びます。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

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