数学 › 確率論 › 確率変数と期待値

分散・共分散・相関係数

定義 5.1(「確率変数と期待値」§5)

E[X2]<∞E[X^2] < \infty を満たす確率変数全体を L2=L2(Ω,F,P)L^2 = L^2(\Omega,\mathcal{F},P) と書く。X,Y∈L2X, Y \in L^2 に対し、μX:=E[X]\mu_X := E[X]、μY:=E[Y]\mu_Y := E[Y] とおいて

Var(X):=E[(X−μX)2],Cov(X,Y):=E[(X−μX)(Y−μY)]\mathrm{Var}(X) := E\bigl[(X - \mu_X)^2\bigr], \qquad \mathrm{Cov}(X,Y) := E\bigl[(X - \mu_X)(Y - \mu_Y)\bigr]

をそれぞれ XX の分散、XX と YY の共分散という。σX:=Var(X)\sigma_X := \sqrt{\mathrm{Var}(X)} を標準偏差という。さらに σX>0\sigma_X > 0 かつ σY>0\sigma_Y > 0 のとき

ρ(X,Y):=Cov(X,Y)σXσY\rho(X,Y) := \frac{\mathrm{Cov}(X,Y)}{\sigma_X \sigma_Y}

を相関係数という。Cov(X,Y)=0\mathrm{Cov}(X,Y) = 0 のとき XX と YY は無相関であるという。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 2 件