物理学 › 物理学コラム › シュレーディンガーの猫

重ね合わせと混合は区別できる

命題 4.3(「シュレーディンガーの猫」§4) ・ ✓公理まで証明済み

次の 2 つを比べます。

  • 状態 (a):重ね合わせ ∣ψ⟩=12(∣生⟩+∣死⟩)\lvert \psi \rangle = \dfrac{1}{\sqrt{2}}\bigl(\lvert 生 \rangle + \lvert 死 \rangle\bigr)。
  • 状態 (b):確率 1/21/2 ずつで ∣生⟩\lvert 生 \rangle または ∣死⟩\lvert 死 \rangle である混合状態(定義 4.1)。

「生か死か」を測る測定では、どちらも結果は確率 1/21/2 ずつで生・死となり、区別できません。しかし「++ か −- か」を測る測定を行うと、(a) では確率 11 で ++ が出るのに対し、(b) では確率 1/21/2 で ++、確率 1/21/2 で −- が出ます。したがって、この測定を多数回繰り返せば (a) と (b) は区別できます。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 1 件、定義なども含めて 2 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 2 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件

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