x,v∈Cn を零でないベクトルとする。v への直交射影を Pvx=v∗vv∗xv とし、
cos∠(x,v)=∥x∥∥v∥∣v∗x∣,sin∠(x,v)=∥x∥∥x−Pvx∥と定める。cos∠=0 のとき tan∠=sin∠/cos∠ とする。角 ∠(x,v)∈[0,π/2] はこの正弦・余弦をもつ角である。
部分空間 S={0} への直交射影を PS とするとき(定理 7.1[内積空間とグラム・シュミット直交化] により存在する)、sin∠(x,S)=∥x−PSx∥/∥x∥ とおき、部分空間 U から S への隔たりを
d(U,S)=x∈U, x=0supsin∠(x,S)で定める。