数学 › 未解決問題と大定理 › フェルマーの最終定理 II

普遍変形環の存在

定理 4.6(「フェルマーの最終定理 II」§4) ・ ※主張のみ

ρˉ\bar\rho が 定義 4.5 の基本仮定を満たすとし、Σ\Sigma を素数の有限集合とする。

  1. 型 Σ\Sigma の持ち上げの普遍的な組 (RΣ,ρΣuniv)(R_\Sigma, \rho_\Sigma^{\mathrm{univ}}) が存在する。
  2. 接空間 DΣ(k[ε])D_\Sigma(k[\varepsilon]) は、命題 4.3 の同一視で H1(GQ,ad0ρˉ)H^1(G_{\mathbb{Q}}, \mathrm{ad}^0\bar\rho) の有限次元部分空間 HΣ1(Q,ad0ρˉ)H^1_\Sigma(\mathbb{Q}, \mathrm{ad}^0\bar\rho)(対応する k[ε]k[\varepsilon] への持ち上げが型 Σ\Sigma である類の全体。Selmer 群)に対応する。
  3. O\mathcal{O} 代数の全射 θ:RΣ→O\theta : R_\Sigma \to \mathcal{O} に対し、ρ=θ∘ρΣuniv\rho = \theta \circ \rho_\Sigma^{\mathrm{univ}}、p=ker⁡θ\mathfrak{p} = \ker\theta とおくと、O\mathcal{O} 加群の同型 HomO(p/p2,K/O)≅HΣ1(Q,ad0ρ⊗K/O)\mathrm{Hom}_{\mathcal{O}}(\mathfrak{p}/\mathfrak{p}^2, K/\mathcal{O}) \cong H^1_\Sigma(\mathbb{Q}, \mathrm{ad}^0\rho \otimes K/\mathcal{O}) がある。右辺は、各 nn について O[ε]/(λnε,ε2)\mathcal{O}[\varepsilon]/(\lambda^n\varepsilon, \varepsilon^2) への ρ\rho の型 Σ\Sigma の持ち上げを分類する群 HΣ1(Q,ad0ρ⊗λ−n/O)H^1_\Sigma(\mathbb{Q}, \mathrm{ad}^0\rho \otimes \lambda^{-n}/\mathcal{O}) の、nn についての合併である。

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閉包の状態

※ 主張のみ

証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件