数学 › 未解決問題と大定理 › フェルマーの最終定理 II

Hecke 環 TΣT_Σ・合同イデアル

定義 5.5(「フェルマーの最終定理 II」§5)

NΣ\mathcal{N}_\Sigma を、重さ 22 の新形式 ff で、付随する pp 進表現 ρf\rho_f(定理 6.2[フェルマーの最終定理 I])が ρˉ\bar\rho の型 Σ\Sigma の持ち上げと同値で、レベル NfN_f が p2p^2 で割り切れないものの集合とする。NΣ\mathcal{N}_\Sigma は有限集合である。KK を大きく取って、NΣ\mathcal{N}_\Sigma の元の Fourier 係数がすべて O\mathcal{O} に入るとする。Σ\Sigma に属さず pN(ρˉ)pN(\bar\rho) を割らない素数 ℓ\ell に対し

Tℓ=(aℓ(f))f∈NΣ∈∏f∈NΣOT_\ell = \bigl(a_\ell(f)\bigr)_{f \in \mathcal{N}_\Sigma} \in \prod_{f \in \mathcal{N}_\Sigma}\mathcal{O}

とおき、これらが生成する O\mathcal{O} 部分代数を TΣ\mathbb{T}_\Sigma と書く。f∈NΣf \in \mathcal{N}_\Sigma に対し、ff 成分への射影を πf:TΣ→O\pi_f : \mathbb{T}_\Sigma \to \mathcal{O} とし、

ηΣ=πf(AnnTΣ(ker⁡πf))⊆O\eta_\Sigma = \pi_f\bigl(\mathrm{Ann}_{\mathbb{T}_\Sigma}(\ker\pi_f)\bigr) \subseteq \mathcal{O}

を(ff に関する)合同イデアルという。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。