数学 › 微分位相 › h 同境定理・エキゾチック球面・低次元トポロジーの入口

結び目、絡み目、Seifert 膜

定義 4.1(「h 同境定理・エキゾチック球面・低次元トポロジーの入口」§4)

  1. R3\mathbb{R}^3(または S3=R3∪{∞}S^3=\mathbb{R}^3\cup\{\infty\})の、円周に微分同相な部分多様体を結び目、コンパクトな境界のない 1 次元部分多様体(有限個の結び目の非交和)を絡み目という。向きを決めたものを向き付けられた絡み目という。2 つの絡み目は、全空間のアンビエントイソトピーで移り合うとき同値であるという。平面の円周に同値な結び目を自明な結び目という。
  2. 向き付けられた絡み目 LL の Seifert 膜とは、コンパクトな向き付けられた 2 次元の境界付き部分多様体 FF で、∂F=L\partial F=L(境界の向きを込めて)であり、閉曲面の成分をもたないものをいう。結び目 KK の連結な Seifert 膜の種数(境界を円板でふさいだ閉曲面 Σg\Sigma_g の gg)の最小値を KK の種数という。
  3. 連結な Seifert 膜 FF の H1(F)≅Z2gH_1(F)\cong\mathbb{Z}^{2g} の基底を閉曲線 a1,…,a2ga_1,\dots,a_{2g} で表し、aj+a_j^+ を aja_j を FF の正の法方向に少し押し出した曲線とするとき、絡み数の行列 Vij=lk⁡(ai,aj+)V_{ij}=\operatorname{lk}(a_i,a_j^+) を Seifert 行列という(この記事では定義だけを述べます。det⁡(V−tVT)\det(V-tV^{\mathsf T}) が Alexander 多項式です)。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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