数学 › 複素関数論 › 留数定理と定積分への応用

主要部と特異点の三分類

定義 3.2(「留数定理と定積分への応用」§3)

aa を ff の孤立特異点とし、D′(a,R)D'(a,R) でのローラン展開を f(z)=∑n=−∞∞cn(z−a)nf(z) = \sum_{n=-\infty}^{\infty}c_n(z-a)^n とする。負べきの部分

Pa(z)=∑n≤−1cn(z−a)nP_a(z) = \sum_{n \le -1} c_n (z-a)^n

を aa における ff の主要部と呼ぶ。主要部の形により、aa を次のように分類する。

  • cn=0c_n = 0(すべての n≤−1n \le -1)、すなわち主要部が 00 のとき、aa を除去可能特異点という。
  • ある正の整数 mm について c−m≠0c_{-m} \ne 0 かつ cn=0c_n = 0(すべての n<−mn < -m)のとき、aa を mm 位の極という。m=1m = 1 のときは単純極ともいう。
  • cn≠0c_n \ne 0 となる n≤−1n \le -1 が無限個あるとき、aa を真性特異点という。

ローラン展開は一意なので、この分類は展開の取り方によらず定まる。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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