数学 › 代数幾何 I(多様体とスキーム) › 層
開基の上の前層と層
定義 4.1(「層」§4)
B を X の開基(定義 5.1[位相空間の定義と基本概念])とする。B の上の前層とは、U∈B ごとの Abel 群(または環、集合)F(U) と、B の元の包含 V⊆U ごとの制限写像 F(U)→F(V) で、定義 2.1 と同じ関手性を満たすものをいう。射も同様に定める。
B の上の前層 F が B の上の層であるとは、任意の U∈B と、B の元による任意の被覆 U=⋃iUi について次が成り立つことをいう: si∈F(Ui) の族が、「W∈B、W⊆Ui∩Uj ならば si∣W=sj∣W」を満たすとき、すべての i で s∣Ui=si となる s∈F(U) がただ一つ存在する。
x∈X での茎を Fx=limx∈U∈BF(U) と定める(B が開基なので、x を含む U,V∈B に対し x∈W⊆U∩V となる W∈B があり、添字集合は有向である)。X 上の前層 G の B への制限を G∣B と書く。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。