数学 › 代数学(群・環・体) › 有限群の表現

表現・部分表現・既約表現

定義 2.1(「有限群の表現」§2)

有限次元複素ベクトル空間 VV と群準同型 ρ:G→GL(V)\rho : G \to \mathrm{GL}(V) の組 (ρ,V)(\rho, V) を GG の表現といい、dim⁡V\dim V をその次元という。ρ(g)v\rho(g)v を g⋅vg \cdot v と略記することがある。

  • 部分空間 W⊆VW \subseteq V が不変(GG 不変)であるとは、すべての g∈Gg \in G で ρ(g)W⊆W\rho(g)W \subseteq W となることをいう。このとき ρ\rho を WW に制限した表現 WW を部分表現という。
  • V≠0V \ne 0 の表現 VV が既約であるとは、不変部分空間が 00 と VV しかないことをいう。
  • 表現 V,WV, W の間の線形写像 f:V→Wf : V \to W が GG 準同型(絡作用素)であるとは、すべての gg で f(ρV(g)v)=ρW(g)f(v)f(\rho_V(g)v) = \rho_W(g)f(v) を満たすことをいう。GG 準同型全体を HomG(V,W)\mathrm{Hom}_G(V, W) と書く。全単射な GG 準同型があるとき、VV と WW は同型(V≅WV \cong W)であるという。
  • 表現 V,WV, W の直和 V⊕WV \oplus W は、ρ(g)(v,w)=(ρV(g)v,ρW(g)w)\rho(g)(v, w) = (\rho_V(g)v, \rho_W(g)w) で定める。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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