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グラフの記号とユークリッドのファインマン積分

定義 5.5(「くりこみ理論入門」§5)

GG を有限な連結グラフ(多重辺と自己ループを許す)とし、頂点の集合を VV、内線の集合を EE(∣E∣=I|E|=I、各辺に向きを固定)とする。

  1. 辺の部分集合 S⊂ES\subset E について、全頂点と SS からなるグラフ (V,S)(V,S) の連結成分の個数を c(S)c(S) とし、L(S)=∣S∣−∣V∣+c(S)L(S)=|S|-|V|+c(S)(ループ数)、ω(S)=dL(S)−2∣S∣\omega(S)=dL(S)-2|S| と置く。L=L(E)=I−∣V∣+1L=L(E)=I-|V|+1 で、ω(E)\omega(E) は 定義 5.1 の D(G)D(G) である。
  2. S≠∅S\ne\emptyset で、SS の辺とその端点からなるグラフが連結で、どの 1 辺を除いても連結なままであるとき、SS を 1PI 部分グラフという。
  3. 各頂点 vv に外運動量 pv∈Rdp_v\in\mathbb{R}^d(∑vpv=0\sum_vp_v=0)を与える。q=(qe)e∈E∈(Rd)Eq=(q_e)_{e\in E}\in(\mathbb{R}^d)^E が各頂点で保存則 ∑eεveqe=pv\sum_e\varepsilon_{ve}q_e=p_v を満たすとき許容という。ここで εve\varepsilon_{ve} は、ee が vv から出て他の頂点に入るなら +1+1、他の頂点から vv に入るなら −1-1、それ以外(自己ループを含む)は 00 である。
  4. 全域木 T0T_0 を固定し、T0T_0 に属さない辺(弦)を e1,…,eLe_1,\dots,e_L とする。m>0m>0 に対し
IG(p)=∫(Rd)L∏e∈E1qe2+m2 ∏l=1Lddkl(2π)dI_G(p)=\int_{(\mathbb{R}^d)^L}\prod_{e\in E}\frac{1}{q_e^2+m^2}\ \prod_{l=1}^L\frac{d^dk_l}{(2\pi)^d}

をユークリッドのファインマン積分という。qq は qel=klq_{e_l}=k_l を満たす許容な割り当てである(次の補題)。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。