物理学 › 場の量子論 › ゲージ理論と自発的対称性の破れ

自発的対称性の破れ

定義 4.1(「ゲージ理論と自発的対称性の破れ」§4)

実スカラー場の組 ϕ=(ϕ1,…,ϕN)\phi = (\phi^1,\dots,\phi^N) と、その上に線形に作用する群 GG を考える。GG が作用 S[ϕ]S[\phi] を不変に保つとする。ポテンシャル VV の最小点 v∈RNv \in \mathbb{R}^N に対し

H≡{ g∈G  :  R(g)v=v }H \equiv \{\,g \in G \;:\; R(g)v = v\,\}

を vv の固定部分群(残留対称性)という。H⊊GH \subsetneq G のとき、すなわち R(g)v≠vR(g)v \ne v となる g∈Gg \in G が存在するとき、対称性 GG は真空 vv において HH へ自発的に破れているという。

場の量子論では、これは「ある局所演算子 O\mathcal{O} が GG の非自明な表現に属しながら ⟨0∣O∣0⟩≠0\langle 0|\mathcal{O}|0\rangle \ne 0 である」と言い換えられる。この ⟨0∣O∣0⟩\langle 0|\mathcal{O}|0\rangle を秩序変数という。

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閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。