物理学 › 場の量子論 › ディラック場の量子化

パリティ・電荷共役・時間反転

定義 5.1(「ディラック場の量子化」§5)

定義 4.1 のフォック空間上に、真空を不変にし(P∣0⟩=C∣0⟩=T∣0⟩=∣0⟩P|0\rangle = C|0\rangle = T|0\rangle = |0\rangle)、生成消滅演算子に次のように作用する作用素を定義します。

  • パリティ PP(ユニタリ): PapsP−1=a−psPa^s_{\boldsymbol p}P^{-1} = a^s_{-\boldsymbol p}、PbpsP−1=−b−psPb^s_{\boldsymbol p}P^{-1} = -b^s_{-\boldsymbol p}。
  • 電荷共役 CC(ユニタリ): CapsC−1=bpsCa^s_{\boldsymbol p}C^{-1} = b^s_{\boldsymbol p}、CbpsC−1=apsCb^s_{\boldsymbol p}C^{-1} = a^s_{\boldsymbol p}。
  • 時間反転 TT(反ユニタリ): Tap1T−1=a−p2Ta^1_{\boldsymbol p}T^{-1} = a^2_{-\boldsymbol p}、Tap2T−1=−a−p1Ta^2_{\boldsymbol p}T^{-1} = -a^1_{-\boldsymbol p}、bb についても同じ。

いずれも反交換関係を保つので、フォック基底 a†⋯b†⋯∣0⟩a^\dagger\cdots b^\dagger\cdots|0\rangle の行き先が定まり、それぞれ一意に存在します。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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