物理学 › 場の量子論 › 古典場の理論とラグランジアン

場の作用汎関数とラグランジアン密度

定義 4.1(「古典場の理論とラグランジアン」§4)

Ω⊂R4\Omega \subset \mathbb{R}^4 を時空の有界領域とし、その境界 ∂Ω\partial\Omega は滑らかであるとします。ϕa:Ω→R\phi_a : \Omega \to \mathbb{R}(a=1,…,na = 1,\dots,n)を C2C^2 級の場の組とします。

L=L(ϕa,∂μϕa)\mathcal{L} = \mathcal{L}(\phi_a, \partial_\mu \phi_a) を、nn 個の実変数 ϕa\phi_a と 4n4n 個の実変数 ∂μϕa\partial_\mu\phi_a の C2C^2 級関数とし、これをラグランジアン密度と呼びます。このとき

S[ϕ]:=∫Ωd4x L(ϕa(x),∂μϕa(x))S[\phi] := \int_\Omega d^4x\ \mathcal{L}\big(\phi_a(x), \partial_\mu \phi_a(x)\big)

を作用汎関数と呼びます。

ここで L\mathcal{L} が ϕa\phi_a の 1 階微分までしか含まないこと、そして座標 xx に陽には依存しないことを仮定しています。前者は運動方程式を 2 階の微分方程式に保つための要請であり、後者は時空の並進対称性(外から与えられた背景が存在しないこと)の表明です。

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閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。