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行列コサイクルと Lyapunov 指数

定義 3.1(「劣加法エルゴード定理と Lyapunov 指数」§3)

測度保存系 (X,B,μ,T)(X,\mathcal{B},\mu,T) と可測写像 A:X→GL(d,R)A:X\to GL(d,\mathbb{R}) について

An(x)=A(Tn−1x)⋯A(Tx)A(x)(n≥1),A0(x)=IA_n(x)=A(T^{n-1}x)\cdots A(Tx)A(x)\quad(n\ge1),\qquad A_0(x)=I

とおき、組 (T,A)(T,A) を行列コサイクルという。∥⋅∥\|\cdot\| は Cd\mathbb{C}^d の Euclid ノルムに関する作用素ノルムとする。An+m(x)=Am(Tnx)An(x)A_{n+m}(x)=A_m(T^nx)A_n(x) が成り立つ。極限

L=lim⁡n→∞1n∫Xlog⁡∥An(x)∥ dμ(x)L=\lim_{n\to\infty}\frac1n\int_X\log\|A_n(x)\|\,d\mu(x)

が存在するとき、これを(最大)Lyapunov 指数という。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。