情報科学 › 偏微分方程式の離散化 › 差分法の整合性・安定性・収束

Godunov の次数の壁

定理 8.4(「差分法の整合性・安定性・収束」§8) ・ ✓公理まで証明済み

a≠0a \ne 0、λ=Δt/h\lambda = \Delta t/h を固定し、実数の係数 aka_k(−l≤k≤r-l \le k \le r)が hh によらない定数係数の陽的スキーム ujn+1=∑kakuj+knu^{n+1}_j = \sum_ka_ku^n_{j+k} を考える。

  1. スキームが単調性を保つことと、すべての kk で ak≥0a_k \ge 0 であることは同値である。
  2. 3 階までの導関数が有界なすべての u0∈C3(R)u_0 \in C^3(\mathbb{R}) について、移流方程式 ut+aux=0u_t + au_x = 0 に対する局所打ち切り誤差が sup⁡∣τ∣≤ch2\sup|\tau| \le ch^2(cc は u0u_0 による定数)を満たす(2 次精度)ならば、∑kak=1\sum_ka_k = 1、∑kkak=−ν\sum_kka_k = -\nu、∑kk2ak=ν2\sum_kk^2a_k = \nu^2 である。
  3. 1 と 2 の両方が成り立つのは、ν=aλ\nu = a\lambda が整数で、スキームが ujn+1=uj−νnu^{n+1}_j = u^n_{j-\nu}(厳密解そのもの)である場合に限る。したがって、それ以外の単調性を保つ線形スキームは 2 次精度になりえない。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

証明は Rikai の他の定理を参照していません(定義と論理だけで示されています)。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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