数学 › 数値線形代数 › 固有値の計算 I

同時反復

定義 6.1(「固有値の計算 I」§6)

Z0∈Cn×pZ_0 \in \mathbb{C}^{n\times p} を正規直交な列をもつ行列とする。Yk=AZk−1Y_k = AZ_{k-1} の列が一次独立である限り、その列に Gram–Schmidt の直交化(定理 6.1[内積空間とグラム・シュミット直交化])を施して

Yk=ZkRk(Zk は正規直交な列をもち、Rk は対角成分が正の上三角行列)Y_k = Z_kR_k\qquad(Z_k \text{ は正規直交な列をもち、} R_k \text{ は対角成分が正の上三角行列})

と書き、ZkZ_k を次の反復ベクトルとする。これを同時反復(部分空間反復、直交反復)という。p=1p = 1 のときは冪乗法である。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。