数学 › 数論 › 楕円曲線・モジュラー形式と現代数論

モジュラー性定理(谷山・志村予想)

定理 6.2(「楕円曲線・モジュラー形式と現代数論」§6) ・ ※主張のみ

Q\mathbb{Q} 上のすべての楕円曲線はモジュラーである。より詳しく、EE を Q\mathbb{Q} 上の楕円曲線とし、NN をその導手とすると、次を満たす新形式 f=∑n≥1an(f)qn∈S2(Γ0(N))f = \sum_{n \ge 1} a_n(f) q^n \in S_2(\Gamma_0(N)) が(ただ一つ)存在する。

  • すべてのフーリエ係数 an(f)a_n(f) は有理整数である。
  • NN を割らないすべての素数 pp に対し ap(f)=ap(E)=p+1−#E~(Fp).a_p(f) = a_p(E) = p + 1 - \#\tilde{E}(\mathbb{F}_p).

これは次の条件と同値である。

  1. L(E,s)=L(f,s)L(E,s) = L(f,s)。とくに L(E,s)L(E,s) は全複素平面に解析接続され、関数等式を満たす。
  2. Q\mathbb{Q} 上定義された全射な射 X0(N)→EX_0(N) \to E が存在する(EE はモジュラー曲線の商である)。
  3. EE に付随する ℓ\ell 進ガロア表現 ρE,ℓ:Gal(Qˉ/Q)→GL2(Zℓ)\rho_{E,\ell} : \mathrm{Gal}(\bar{\mathbb{Q}}/\mathbb{Q}) \to \mathrm{GL}_2(\mathbb{Z}_\ell) が、あるモジュラー形式から来る表現と同型である。

本文で読む(前後の説明)→

閉包の状態

※ 主張のみ

証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。