数学 › 多様体論 › リー群とリー環

リー環

定義 5.4(「リー群とリー環」§5)

体 K\mathbb{K} 上のベクトル空間 g\mathfrak{g} と双線形写像 [⋅,⋅] ⁣:g×g→g[\cdot,\cdot] \colon \mathfrak{g} \times \mathfrak{g} \to \mathfrak{g} の組がリー環であるとは、次の 2 条件を満たすことをいいます。

  1. 交代性:すべての X∈gX \in \mathfrak{g} に対し [X,X]=0[X,X] = 0(双線形性と合わせると [X,Y]=−[Y,X][X,Y] = -[Y,X] が従う)。
  2. ヤコビ恒等式:すべての X,Y,Z∈gX,Y,Z \in \mathfrak{g} に対し
[X,[Y,Z]]+[Y,[Z,X]]+[Z,[X,Y]]=0.[X,[Y,Z]] + [Y,[Z,X]] + [Z,[X,Y]] = 0 .

この [⋅,⋅][\cdot,\cdot] をブラケットまたは括弧積と呼びます。K=R\mathbb{K} = \mathbb{R} のとき実リー環といいます。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。