数学 › 線形代数学 › 行列式とその性質

置換とその符号

定義 2.1(「行列式とその性質」§2)

{1,2,…,n}\{1, 2, \ldots, n\} から自分自身への全単射を nn 次の置換といい、置換全体の集合を SnS_n と書きます。SnS_n は写像の合成 (στ)(i)=σ(τ(i))(\sigma\tau)(i) = \sigma(\tau(i)) について群をなし、SnS_n の元の個数は n!n! です。

相異なる p,qp, q について p↦qp \mapsto q、q↦pq \mapsto p とし、他はすべて動かさない置換を互換といい (p q)(p\ q) と書きます。

σ∈Sn\sigma \in S_n に対し、順序が食い違う番号の組の個数

inv(σ)=#{(i,j)∣1≤i<j≤n, σ(i)>σ(j)}\mathrm{inv}(\sigma) = \#\{(i, j) \mid 1 \le i < j \le n,\ \sigma(i) > \sigma(j)\}

を σ\sigma の転倒数といい、sgn(σ)=(−1)inv(σ)\mathrm{sgn}(\sigma) = (-1)^{\mathrm{inv}(\sigma)} を σ\sigma の符号といいます。sgn(σ)=1\mathrm{sgn}(\sigma) = 1 のとき σ\sigma を偶置換、−1-1 のとき奇置換といいます。

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閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件