数学 › 未解決問題と大定理 › ポアンカレ予想 III

手術つき Ricci flow・消滅時刻

定義 2.3(「ポアンカレ予想 III」§2)

向き付けられた閉 33 次元 Riemann 多様体 (M,g0)(M,g_0) から出発する手術つき Ricci flow とは、次の組をいう。

  • 時刻の列 0=t0<t1<t2<⋯0=t_0\lt t_1\lt t_2\lt\cdots(有限列、または集積点を持たない無限列)。
  • 向き付けられた閉 33 次元多様体 M0=M,M1,M2,…M_0=M,M_1,M_2,\dots(連結とは限らず、空でもよい)と、MkM_k 上の Ricci flow の滑らかな解 gk(t)g_k(t)(t∈[tk,tk+1)t\in[t_k,t_{k+1})、最後の kk については [tk,∞)[t_k,\infty))で、g0(0)=g0g_0(0)=g_0 を満たすもの。
  • 各 k≥1k\ge1 について、tkt_k は gk−1g_{k-1} の特異時刻で、(Mk,gk(tk))(M_k,g_k(t_k)) は (Mk−1,gk−1)(M_{k-1},g_{k-1}) から時刻 tkt_k での手術(定義 2.2)で得られる。

ある kk で Mk=∅M_k=\varnothing となるとき、流れは時刻 tkt_k で消滅するといい、tkt_k を消滅時刻という。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。