数学 › 未解決問題と大定理 › ポアンカレ予想 II

Hamilton のコンパクト性定理と単射半径の評価

定理 7.7(「ポアンカレ予想 II」§7) ・ ※主張のみ

  1. (Hamilton)(Mk,gk(s),xk)(M_k,g_k(s),x_k)(s∈(a,b)s\in(a,b)、a<0<ba\lt0\lt b)を完備な nn 次元の Ricci flow の解と基点の列とし、定数 C,ι>0C,\iota\gt0 があって、すべての kk で Mk×(a,b)M_k\times(a,b) 上 ∣Rm⁡(gk)∣≤C|\operatorname{Rm}(g_k)|\le C、かつ gk(0)g_k(0) の xkx_k での単射半径が ι\iota 以上であるとする。このとき部分列を取ると、完備な Ricci flow の解 (M∞,g∞(s),x∞)(M_\infty,g_\infty(s),x_\infty)(s∈(a,b)s\in(a,b))と、M∞M_\infty を尽くす開集合の増大列 Uk∋x∞U_k\ni x_\infty、x∞x_\infty を xkx_k に写す像への微分同相 Φk ⁣:Uk→Mk\Phi_k\colon U_k\to M_k があって、Φk∗gk\Phi_k^*g_k が M∞×(a,b)M_\infty\times(a,b) のコンパクト集合上ですべての階数の導関数まで込めて g∞g_\infty に一様収束する。
  2. (Cheeger–Gromov–Taylor)nn と κ>0\kappa\gt0 だけで決まる c>0c\gt0 があって、完備な nn 次元 Riemann 多様体の距離球 B(x,r)B(x,r) の上で断面曲率の絶対値が r−2r^{-2} 以下、かつ vol⁡B(x,r)≥κrn\operatorname{vol}B(x,r)\ge\kappa r^n ならば、xx での単射半径は c rc\,r 以上である。

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閉包の状態

※ 主張のみ

証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。