数学 › Gibbs 測度と相転移の数理 › Mermin–Wagner の定理

Pólya の再帰定理

命題 2.2(「Mermin–Wagner の定理」§2) ・ ✓公理まで証明済み

(Sn)n≥0(S_n)_{n\ge0} を Zd\mathbb{Z}^d 上の単純ランダムウォーク(S0=0S_0=0、独立な増分 XjX_j は ±e1,…,±ed\pm e_1,\dots,\pm e_d を確率 1/(2d)1/(2d) ずつ取る)とし、φ(k)=1d∑i=1dcos⁡ki\varphi(k)=\frac1d\sum_{i=1}^d\cos k_i とおく。

  1. 原点への期待訪問回数は Gd:=∑n≥0P(Sn=0)=1(2π)d∫[−π,π]ddk1−φ(k)∈(0,∞]G_d:=\sum_{n\ge0}P(S_n=0)=\dfrac1{(2\pi)^d}\displaystyle\int_{[-\pi,\pi]^d}\frac{dk}{1-\varphi(k)}\in(0,\infty] であり、Gd=∞G_d=\infty となるのは d≤2d\le2 のときに限る。
  2. 原点に戻る確率 F=P(∃n≥1, Sn=0)F=P(\exists n\ge1,\ S_n=0) について、F=1  ⟺  Gd=∞F=1\iff G_d=\infty。とくに d≤2d\le2 のウォークは確率 11 で原点に戻る(再帰的)。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 1 件、定義なども含めて 1 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理 証明で参照している 1 件