数学 › Gibbs 測度と相転移の数理 › Ising 模型と Peierls の議論

Pirogov–Sinai の定理(主張)

定理 7.1(「Ising 模型と Peierls の議論」§7) ・ ※主張のみ

SS を有限集合とし、Φ\Phi を有限到達距離で並進不変な相互作用とする。Φ\Phi が有限個の周期的基底状態 g1,…,grg_1,\dots,g_r をもち、Peierls 条件(基底状態からずれた配位のエネルギーの超過が、ずれた領域の境界の大きさに比例する定数 ρ>0\rho>0 以上)を満たすとする。Φ\Phi に r−1r-1 個の摂動パラメータ λ∈Rr−1\lambda\in\mathbb{R}^{r-1} を加えた族 Φλ\Phi_\lambda を、基底状態のエネルギーの差が λ\lambda について非退化に動くようにとる。このとき β\beta が十分大きければ、λ\lambda の空間は、00 の近傍で零温度の相図をわずかに変形した相図に分かれる。すなわち、空でない部分集合 Q⊂{1,…,r}Q\subset\{1,\dots,r\} ごとに余次元 ∣Q∣−1|Q|-1 の集合 SQ\mathcal{S}_Q があり、λ∈SQ\lambda\in\mathcal{S}_Q では、gqg_q(q∈Qq\in Q)の摂動とみなせる周期的な極値 Gibbs 測度が ∣Q∣|Q| 個共存する。特に、rr 個の相がすべて共存する点がちょうど 1 つある。

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閉包の状態

※ 主張のみ

証明を Rikai に書かない定理です(研究最前線の結果や、証明が本 1 冊分になるもの)。主張のみの台帳に理由つきで登録されています。理由と出典は 本文の注意 にあります。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義

主張のみなので、Rikai の中で証明が使う前提はありません。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。