数学 › 微分位相 › Thom 類と Poincaré 双対

鉛直方向にコンパクトな台・ファイバーに沿った積分

定義 3.1(「Thom 類と Poincaré 双対」§3)

π ⁣:E→M\pi\colon E\to M を階数 rr の向き付きベクトル束とする。

  1. EE 上の微分形式 ω\omega が鉛直方向にコンパクトな台を持つとは、MM の任意のコンパクト集合 KK に対し supp⁡ω∩π−1(K)\operatorname{supp}\omega\cap\pi^{-1}(K) がコンパクトであることをいう。そのような kk 形式の全体を Ωcvk(E)\Omega^k_{cv}(E) と書く。外微分で閉じているので複体をなし、そのコホモロジーを Hcvk(E)H^k_{cv}(E) と書く。
  2. ω∈Ωcvk+r(E)\omega\in\Omega^{k+r}_{cv}(E)(k≥0k\ge0)に対し、MM 上の kk 形式 π∗ω\pi_{*}\omega を次で定める。x∈Mx\in M、v1,…,vk∈TxMv_1,\dots,v_k\in T_xM に対し、各点 e∈Exe\in E_x で dπ(v~i)=vid\pi(\tilde v_i)=v_i となる持ち上げ v~i∈TeE\tilde v_i\in T_eE を取り、ファイバー ExE_x 上の rr 形式 ωv\omega^{v} を ωev(w1,…,wr)=ωe(v~1,…,v~k,w1,…,wr)\omega^{v}_e(w_1,\dots,w_r)=\omega_e(\tilde v_1,\dots,\tilde v_k,w_1,\dots,w_r)(wj∈Te(Ex)w_j\in T_e(E_x))と定めて (π∗ω)x(v1,…,vk)=∫Exωv(\pi_{*}\omega)_x(v_1,\dots,v_k)=\int_{E_x}\omega^{v} とおく。k<0k<0 のときは π∗ω=0\pi_{*}\omega=0 とする。π∗\pi_{*} をファイバーに沿った積分という。

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閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。