数学 › 微分幾何学 › 指数定理

巡回コサイクルと巡回コホモロジー

定義 4.1(「指数定理」§4)

AA を(局所凸な)複素代数とします。(n+1)(n+1) 重線型汎関数 φ:A⊗(n+1)→C\varphi : A^{\otimes(n+1)} \to \mathbb{C} が巡回 nn-コサイクルであるとは、次の二条件を満たすことをいいます。

  1. 巡回性: φ(an,a0,…,an−1)=(−1)n φ(a0,a1,…,an)\varphi(a^{n}, a^{0}, \ldots, a^{n-1}) = (-1)^{n}\,\varphi(a^{0}, a^{1},\ldots, a^{n})。
  2. コサイクル条件: ホッホシルト微分 bb について bφ=0b\varphi = 0。ここで
(bφ)(a0,…,an+1)=∑j=0n(−1)jφ(a0,…,ajaj+1,…,an+1)+(−1)n+1φ(an+1a0,a1,…,an).(b\varphi)(a^{0},\ldots,a^{n+1}) = \sum_{j=0}^{n} (-1)^{j}\varphi(a^{0},\ldots,a^{j}a^{j+1},\ldots,a^{n+1}) + (-1)^{n+1}\varphi(a^{n+1}a^{0}, a^{1},\ldots,a^{n}).

巡回 nn-コサイクル全体を Zλn(A)Z^{n}_{\lambda}(A)、bb の像との商として得られるコホモロジーを巡回コホモロジー HCn(A)HC^{n}(A) と書きます。さらに周期作用素 S:HCn(A)→HCn+2(A)S : HC^{n}(A)\to HC^{n+2}(A) による帰納極限を周期巡回コホモロジー HPi(A)=lim→⁡HCi+2k(A)HP^{i}(A) = \varinjlim HC^{i+2k}(A)(i∈Z/2i \in \mathbb{Z}/2)と呼びます。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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