数学 › 可換環論 › 次数環と Hilbert–Samuel 多項式

次数環・次数加群・斉次元

定義 2.1(「次数環と Hilbert–Samuel 多項式」§2)

  1. 環 AA と加法部分群の族 (An)n≥0(A_n)_{n \ge 0} で、A=⨁n≥0AnA = \bigoplus_{n \ge 0} A_n(加法群としての直和)かつすべての m,nm, n について AmAn⊆Am+nA_mA_n \subseteq A_{m+n} となるものを次数環という。AnA_n の元を nn 次の斉次元という。a∈Aa \in A を a=∑nana = \sum_n a_n(an∈Ana_n \in A_n、有限個を除いて 00)と書いたとき、ana_n を aa の nn 次斉次成分という。A+=⨁n>0AnA_+ = \bigoplus_{n > 0} A_n と書く。
  2. 次数環 AA 上の加群 MM と加法部分群の族 (Mn)n≥0(M_n)_{n \ge 0} で、M=⨁n≥0MnM = \bigoplus_{n \ge 0} M_n かつ AmMn⊆Mm+nA_mM_n \subseteq M_{m+n} となるものを次数加群という。斉次元・斉次成分も同様に定める。
  3. 次数加群 MM の部分加群 NN が、その元の斉次成分をすべて含むとき、NN を斉次部分加群という。M=AM = A のときは斉次イデアルという。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。