数学 › 可換環論 › 完備化と Artin–Rees の補題
逆系と逆極限・Mittag-Leffler 条件
定義 2.1(「完備化と Artin–Rees の補題」§2)
A 加群の列 (Mn)n∈N と準同型 θn:Mn+1→Mn の組を逆系という。m≥n について合成 θn∘⋯∘θm−1 を θn,m:Mm→Mn と書く(θn,n=id)。
- 部分加群 limMn={(xn)∈∏nMn:すべての n で θn(xn+1)=xn} を逆極限という。
- 逆系の射 (fn):(Mn)→(Nn) とは、準同型 fn:Mn→Nn の列で各 n について fn∘θn=θn′∘fn+1 となるものをいう。(xn)↦(fn(xn)) により準同型 limMn→limNn が定まる。逆系の射の列 0→(Mn′)→(Mn)→(Mn′′)→0 が完全であるとは、各 n で 0→Mn′→Mn→Mn′′→0 が完全であることをいう。
- 逆系 (Mn) が Mittag-Leffler 条件を満たすとは、各 n について、像の降鎖 θn,m(Mm)(m≥n)がある m(n)≥n 以降一定になることをいう。とくに θn がすべて全射なら Mittag-Leffler 条件を満たす。
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閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。