数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 群のコホモロジーと群の拡大

bar 分解

定義 3.1(「群のコホモロジーと群の拡大」§3)

n≥0n \ge 0 について Bn=Z[G](Gn)B_n = \mathbb{Z}[G]^{(G^n)} を GnG^n 上の自由 GG 加群とし、基底 e(g1,…,gn)e_{(g_1, \ldots, g_n)} を [g1∣⋯∣gn][g_1 | \cdots | g_n] と書く(B0=Z[G]B_0 = \mathbb{Z}[G] の基底は [ ][\ ] の 1 つ)。GG 準同型 dn ⁣:Bn→Bn−1d_n\colon B_n \to B_{n-1}(n≥1n \ge 1)と ε ⁣:B0→Z\varepsilon\colon B_0 \to \mathbb{Z} を、基底の上で

dn[g1∣⋯∣gn]=g1[g2∣⋯∣gn]+∑i=1n−1(−1)i[g1∣⋯∣gigi+1∣⋯∣gn]+(−1)n[g1∣⋯∣gn−1],ε[ ]=1\begin{aligned} d_n [g_1 | \cdots | g_n] &= g_1 [g_2 | \cdots | g_n] + \sum_{i=1}^{n-1} (-1)^i [g_1 | \cdots | g_i g_{i+1} | \cdots | g_n] + (-1)^n [g_1 | \cdots | g_{n-1}], \\ \varepsilon [\ ] &= 1 \end{aligned}

となるものとして定める(補題 2.4 の 1)。たとえば d1[g]=g[ ]−[ ]d_1 [g] = g[\ ] - [\ ]、d2[g∣h]=g[h]−[gh]+[g]d_2 [g | h] = g[h] - [gh] + [g] である。列 ⋯→B2→B1→B0→εZ→0\cdots \to B_2 \to B_1 \to B_0 \xrightarrow{\varepsilon} \mathbb{Z} \to 0 を bar 分解(標準分解)という。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。