数学 › 圏論・ホモロジー代数 › 導来関手と δ 関手
右導来関手・左導来関手
定義 5.1(「導来関手と δ 関手」§5)
F:A→B を加法関手とする。
- A が十分に入射対象をもつとき、RnF(X)=Hn(F(IX)) と定める。ここで F(IX) は複体 F(IX0)→F(IX1)→⋯ である。射 f:X→Y には、f の持ち上げ φ:IX→IY(定理 3.1 の 1)をとり RnF(f)=Hn(F(φ)) と定める。RnF を F の第 n 右導来関手という。
- A が十分に射影対象をもつとき、選んだ射影分解 PX について LnF(X)=Hn(F(PX))=H−n(F(PX))、LnF(f)=Hn(F(φ))(φ:PX→PY は 定理 3.1 の 2 の持ち上げ)と定め、第 n 左導来関手という。
- 反変関手、すなわち関手 G:Aop→B については、A が十分に射影対象をもつとき、Aop は十分に入射対象をもち、A の射影分解は Aop の入射分解なので、1 により RnG(X)=Hn(G(PX))(G(PX) は G(P0)→G(P1)→⋯)が定まる。
本文で読む(前後の説明と例)→
閉包の状態
定義
定義は閉包の起点です(証明を要しません)。
印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。
これを使っている定理
証明で明示的に参照している定理は、まだありません。