数学 › 代数幾何 II(層コホモロジー・曲線・交叉) › 曲線と Riemann–Roch の定理

分岐指数と因子の引き戻し

定義 5.1(「曲線と Riemann–Roch の定理」§5)

f ⁣:X→Yf\colon X \to Y を曲線の有限射(像が 1 点でない射)とする。P∈XP \in X、Q=f(P)Q = f(P) について、QQ での素元 tQt_Q の像の付値

eP=vP(f#tQ)≥1e_P = v_P(f^{\#}t_Q) \ge 1

を ff の PP での分岐指数という(tQt_Q を単元倍しても値は変わらない)。YY の点 QQ に対し f∗Q=∑f(P)=QePPf^*Q = \sum_{f(P) = Q} e_P P とおき、Z\mathbb{Z} 線形に延ばして因子の引き戻し f∗ ⁣:Div⁡Y→Div⁡Xf^*\colon \operatorname{Div} Y \to \operatorname{Div} X を定める。

本文で読む(前後の説明と例)→

閉包の状態

定義

定義は閉包の起点です(証明を要しません)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。