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残差と誤差

命題 4.1(「検算と検証」§4) ・ ✓公理まで証明済み

AA を nn 次の正則な実行列、b≠0\boldsymbol{b} \ne \boldsymbol{0}、Ax=bA\boldsymbol{x} = \boldsymbol{b} とし、y∈Rn\boldsymbol{y} \in \mathbb{R}^n の残差を r=b−Ay\boldsymbol{r} = \boldsymbol{b} - A\boldsymbol{y} とする。ベクトルのノルムを 1 つ固定し、行列にはその誘導ノルムを使い、κ(A)=∥A∥ ∥A−1∥\kappa(A) = \|A\|\,\|A^{-1}\| とする。

  1. ∥y−x∥∥x∥≤κ(A) ∥r∥∥b∥\dfrac{\|\boldsymbol{y} - \boldsymbol{x}\|}{\|\boldsymbol{x}\|} \le \kappa(A)\,\dfrac{\|\boldsymbol{r}\|}{\|\boldsymbol{b}\|}。
  2. この不等式で等号が成り立つ例がある。2 ノルムで、0<ϵ≤10 \lt \epsilon \le 1、A=(100ϵ)A = \begin{pmatrix}1 & 0\\ 0 & \epsilon\end{pmatrix}、b=(10)\boldsymbol{b} = \begin{pmatrix}1\\ 0\end{pmatrix}、y=(11)\boldsymbol{y} = \begin{pmatrix}1\\ 1\end{pmatrix} とすると、相対残差は ϵ\epsilon、相対誤差は 11、κ2(A)=1/ϵ\kappa_2(A) = 1/\epsilon である。

本文で読む(証明と前後の説明)→

閉包の状態

✓ 公理まで証明済み

証明が使う定理を 前提 としてたどると、Rikai の中の証明だけで定義・公理(物理では基本仮定)までつながっています(前提の定理類 0 件、定義なども含めて 1 件)。

印の意味: ✓公理まで証明済み ・ △証明あり(閉包未完)・ ※主張のみ。テーマごとの集計は 閉包の状況。

前提をたどる 証明が使う定理・定義(直接 1 件)

▸ を開くと、その項目の証明が使う前提が出ます。深い先は各項目のページでたどれます。

これを使っている定理

証明で明示的に参照している定理は、まだありません。

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